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関帝廟〈かんていびょう〉

先日の梅雨の晴れ間に、神戸中山手にある中国のお寺に行って来ました。『三国志演義』三国志で有名な武将関羽を祀った、稀有な寺院です。1948年に建てられ、過去に火災、震災と幾度も被災しましたが復興され現在に至ります。日本の伝統的な建築様式に中国風の意匠や様式を取り入れた華和折衷の寺院です。

何枚か写真撮影してきたので紹介します。

山門の『関帝廟(かんていびょう)』の扁額は世界的に有名な書道家が書かれたものだそうです。

中門(別名『登竜門』) 鯉の滝登り。台湾檜の一刀彫だとか。

本堂です。屋根の上の青龍は北京の紫禁城と同じく皇帝色の瓦の上に飾られているそうです。宝玉を持ってにらみ合ってる青龍を見ると幸せになると言う言い伝えがあるそうです。

広くはない境内でしたが、色彩豊かな建築物に沢山の彫刻が施され、掲げてある扁額の書も見応えがあります。香炉、天井画、唐獅子、東屋、それぞれに細工があり見どころ満載です。

煌びやかな装飾の中、(行ったことはありませんが…)まるで中国にいるみたいな感じ?! そして寺院の方がとても親切で、ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。

参拝方法も全く違うので教えて頂きました。中でも〈中国式おみくじ〉がおすすめです! ぜひ体験してください。

最後に大切なことを…
関羽さまは立身、出世、成功、商売を司る神様です。時間がありましたら関帝廟へ行ってみてください。ご利益と異国情緒が楽しめます!

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